2017年01月09日

ウェッジ子会社のGroup Lease(GL)の強みの私的分析。(すぽさんの議論コメント)

すぽさんのブログに書いた議論コメントを転載します。
http://www.spotoushi.net/archives/68284260.html

すぽさん、こんばんは。DAIBOUCHOUです。
ウェッジを取り上げてくれて、嬉しいです。

ウェッジの価値は、結局はタイ上場のGroup Lease(GL)の株価次第です。GLの割高な株価を是正する程、GLに価値があればウェッジは割安、逆なら割高と考えられます。とは言え、アイルさんが既に説明されているので、アイルさんが説明していないGLの競合他社への強みについて3点コメントしたいと思います。

1. GL販売拠点のPOSは、既存のバイク販売店や農機販売店の一部に、テーブル、パソコン、スマホ、プリンタとかを設置するだけのシンプルなものです。最近のインドネシアでは、POS 1拠点300ドルで出来るそうです。簡素で素早く、低コストに拠点を増やせます。駄目な時の、移転、撤退も低コストです。

2. 日本のように個人信用情報が業界内で共有されていないので、融資と回収のデータの有無が非常に重要です。データを分析する事で、優良顧客や不良顧客の判断のコツを得て、新規に与信、融資をする時の精度を高める事が出来ます。株で言えば、四季報が無い世界で、自分ひとりだけ、四季報を持って株式投資をする位、有利に戦えそうです。また、親戚、近所の方など周囲の方の個人情報も確認して収集しているため、データ蓄積の結果、GLが進出した国民の多くの人間関係や収入等を含めた個人情報を得ることが出来て、そのデータ自体がその国でのビジネスの競争力になります。

3. GLのターゲットの発展途上国の田舎は、物流網が乏しく、住所の登記さえ不明瞭な地域です。GLは、田舎に数多くのPOS網を構築する結果、田舎に商品を売りたいメーカーの代理店となって販売する拠点にもなるかもしれません。例えば、顧客がGLのPOSで商品カタログを読んで、POSで商品を買い、POSに商品が届き、POSで代金を払うというような拠点に出来るかもしれません。日本で言えば、コンビニ受取でコンビニ決済するような感じです。ローン販売が売りなので、事業自体はジャパネットたかたというイメージでしょう。例えば、カンボジアでホンダのバイクをローンで購入した顧客データを持っているので、特にバイク関連商品は有利に販売できると思います。トゥルーマネー等、各国での提携での拠点増加も、この田舎通販事業を有利にすすめる事が出来ます。

以上のように、デジタルファイナンス事業は毛細血管のように田舎に拠点をつくる切っ掛けと考えていて、拠点網が構築できた時に日本のコンビニが様々なビジネスを始めたような事業拡大が期待できる点がGLの長期的に面白い点だと思います。
posted by DAIBOUCHOU at 00:44| 東京 ☔ | TrackBack(0) | 個別銘柄 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする